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ビジネス

彼氏の就職活動奮闘記

未だ就職決まらず

私には大学4年生で卒業を控えた彼氏がいます。
彼氏は私と学科は違うのですが1年生のときからのサークル仲間で、これまで大体3年間仲良く付き合いをしてきたつもりです。

ところがここ最近になって、就職活動をしてもなかなか内定に至らないというつらさからか、私との付き合いもちょっと停滞気味になってしまっています。
といってもこればっかりは私の方が何をしたからといって状況が改善するわけでもなく、ただ黙って見守るだけの毎日を送っていました。

そんなとき、久しぶりに彼氏から連絡があって二人で飲みにでもいかないかと誘われました。
まさかついに内定がとれたの?と思ったのですが、顔を合わせたときちょっと表情が暗かったこともあってこちらから不用意に質問をするのはやめておきました。

理想の職場

飲み始めて少ししてから彼氏が話し始めたのが、
「理想の職場ってなんだろうな」
という言葉でした。

最初私は耳を疑いそうになったのですが、下手につつくとよくないと思い詳しく話を聞こうとしてみると、就職活動をしていてこの前の面接でそんな質問を面接官の人にされたんだそうです。
「理想って言ったら、やっぱりたくさん給料がもらえて、仕事がきつくなくて、キレイだったり便利だったりするところな気がするけど。それって、本当にそれだけでいいのかな」
という感じで、なんだかよくわかりませんが悩んでいるような様子でした。

それからさらに、「働くって何?」「将来の夢って必要?」といった自問自答のようなことを言い出してきたので、ああこれはかなり悩んでいるのかなと察しました。
女友達からも同じような話を聞いたことがありましたが、これが「青春をこじらせた」という症状のようです。

「理想とかより、とりあえずそこで頑張ってみて、その中から楽しさとか見つけるようしたらいいんじゃないのかな?」

と私がなだめるつもりで言ったのですが、

「それこそが理想論なんじゃない?」

となんと返答してよいかわからないようなことを返されてしまいました。
理屈になると少し面倒そうなので、このへんで話はやめることにして、あとはサークル活動や卒業旅行の話でお茶を濁すようにしておきました。

とはいえ、理想の職場と言われても私にはよくわかりません。
結局その夜は答えを見つけ出すこともないままお開きとなり、帰ってしまいましたが彼氏が自分なりに納得することができたかどうかはわかりません。
とりあえず、あまり思いつめないことを願うばかりです。