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バーゲンセールはライバル店との真剣勝負!

バーゲンセールはライバル店との真剣勝負!

デパートの出店テナント総出で行うセールは、どれだけお客さんを集客できるかが勝負。

セール期間中はお客さんを集客するため、販売店の動員数も増やします。アパレル用語でフォーメーション販売と呼ばれています。フォーメーション販売は売場のスタッフの担当ポジションをあらかじめ決める販売方法です。

決められたポジションに配置された販売員は、割り当てられたポジションに来店したお客さんに全力で販売促進をします。

基本的にフォーメンション販売では、ポジションは固定です。例えばお客様が、試着したい場合、試着担当へお客様を引継ぎ、割り当てられたポジションで引き続き接客をします。試着からお客様が帰ってきたら継続して、他の商品をゆっくり見られるように案内をします。

また、多くのお客様に商品を買ってもらえるように、試着制限をしたり、レジの体制を2人にしたりして集客したお客様にテナント総当たりで集客・販売をします。

たくさんの目玉商品を出し、呼びかけも負けじと行う。

セール期間中は在庫を消化するチャンス。目玉商品の他、在庫数の多いアイテムのディスプレイも同時に行います。

セール期間前になると、目玉商品と在庫商品をうまく融合したディスプレイをします。めだま商品と在庫アイテムの店頭着用と連動させアイキャッチ効果をたかめ、購買欲を指摘して消化率をたかめる工夫もしています。

お客さんは、近隣のショップでも買物をするため、呼びかけも大切になります。声掛けのタイミングやセールストークはお客さんの数に合わせてうまくしなければなりません。お客さんが多い時間帯は他の店舗に負けじと時間限定の商品価格などを声高にセールスします。

また、声を出すだけでなく、お客さんが少ない時間帯は、「こちらの商品今ですとすぐに試着できます」など気軽に試着できるような誘導テクニックも必要です。

セールは忙しく、レジも2人体制、品出しも大変だが売上げも跳ね上がるためやりがいを感じる瞬間でもある。

セール時期は夕方以降になると繁忙時間に入り、レジは2人体制になります。ここで大事なのがレジを担当する2人の連携です。

1人はお客さんの支払などレジ打ちを担当し、もう1人は商品から盗難防止タグを外し、商品を包装します。この方法で会計をするとスピーディーに処理できるのです。

セール期間中は接客やレジの他、品出しもしなければなりません。店頭にあるストックが切れる前に品出しをします。商品をスムーズにお客さんに提供するためです。

このようにセール期間中はテナント総動員で、セールに当たりますが、売上げも普段とは違い大きく跳ね上がるので、やりがいもあります。

これからアパレルの仕事を考えている人は是非参考にしてください。